「令和3年度 山陰教師サポート連携協議会(S×T協議会)」を開催しました

公開日 2021年07月16日

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 令和3年7月16日に,島根大学教育学部附属教師教育研究センターと鳥取県教育センターによる山陰教師サポート連携協議会を開催しました。今回も昨年度同様にオンラインにて開催し,参加人数は島根大学からが8名,鳥取県(鳥取市を含む)からが13名でした。

 

 この協議会は,鳥取県内の学校現場の現状を踏まえた教員支援と人材育成に向けた具体的なアクションを協議することを目的とした会です。今回の協議題は

  • 初任者支援の充実について
  • 未来の教師育成について

を中心としたものでした。限られた時間の中ではありましたが,具体的な資料も交えながら活発な情報交換と意見交換が行われました。背景として大量退職・大量採用の時代を迎えているという現状の中で,養成から採用そしてその後の研修に至るまで,両組織がどう機能・連携できるかについて広く話し合うことができました。

 

 また報告事項の一例としては,コロナ禍での教育実習の現状の共有がなされると共に,GIGAスクール構想とも関連するICTの活用による両者の連携の取組報告もなされました。こうした形で,コロナ禍により阻害される事柄だけでなく,今の状況の中で促進された事柄があることも確認されました。

 

 今後も鳥取県と島根大学とで協働・連携をしていきたいことを最後に確認しての閉会となりました。