専門分野およびキーワード

理科教育,環境教育,地球・宇宙教育

現在の研究分野・テーマ

本研究室では、研究を通して自然の大切さを理解し、それを伝えていくことができる教育者の育成を目指しています。研究内容は、大きく、次の2つの項目に分けることができます。

・理科の教科教育

理科離れや理科嫌いが叫ばれて久しいですが、地下資源やエネルギーに乏しい日本では、これは解決すべき大きな教育課題の一つです。自然が豊かな島根や鳥取は、次代を担う子ども達と、その教育の担い手である教員にとって、自然から学ぶ上での好適地です。松本研究室では、泥団子遊びを通した保育活動、ビオトープや地層学習を通した小・中学校での野外学習に特に注目し、効果的な野外学習の教育方法の開発を目指しています。また、教育現場の先生方との協力を密にし、教育支援・授業支援についても研究を重ねています。

・理科の専門研究

理科は、実験や観察を通して実証・探求していくところに教科としての特性があるといえます。これには、幅広い知識とともに探求しようとする事象については深い理解が必要になってきます。松本研究室では、理科の専門的な部分をさらに掘り下げる専門研究も行っています。テーマは、地球のマントル中での物質移動や、地表付近の河川堆積物を用いた元素の拡散(環境汚染やその浄化対策)についてのメカニズムの解明についてです。

最近の研究成果

論文

  • 島根県松江市,和久羅山デイサイトの岩石記載と全岩化学組成. 地質学雑誌,Vol.117, 439-450.(2011)
  • Longitudinal Distribution of Heavy Metals in Fluvial Sediments of the Trinity River, Texas. TEXAS Journal of Sciences. 62, 3, 223-236.(2010)
  • 小学校第6学年理科「大地のつくりと変化」における実践研究. 島根大学教育臨床総合研究9, 93-100.(2010)
  • 学習支援による地学野外学習の実践的研究 −島根県公立学校の拡大を例として−. 理科教育学研究,Vol.51, 137-146 (2010)
  • 吉舎火山岩類, 「日本の地質増補版」共立出版,(2005)
  • Petrological characteristics of the Hantaishir ophiolite complex, Altai region, Mongolia: coexistence of podiform chromitite and boninite,Gondwana Research (International association for Gondwana Research) 6, 161-169 (2003)
  • クロミタイトの規模からみたマグマ/かんらん岩反応の重要性 - 若松クロム鉱山の例-,資源地質,52,135-146 (2002)
  • Morphological and chemical variation of chromian spinels in dunite-harzburgite complexes from the Sangun zone (SW Japan): implications for mantle/melt interaction and chromitite formation processes,Mineralogy and Petrology (Springer-Verlag),73-(4),305-323 (2001)
  • Petrology of dunite/harzburgite with decimeter-scale stratification in a drill core from the Tari-Misaka ultramafic complex, southwestern Japan,Journal of Mineralogical and Petrological Sciences,96-(1),19-28 (2001)
  • 廃棄物処分・環境安全用語辞典,丸善株式会社,247pおよび401p,(2000)

最近の社会的活動・地域貢献活動

  • まつえ環境市民会議委員(法人代表)(2011年~現在)
  • 理科教育学会中国支部評議員(2007年6月~現在)
  • 島根県内の小学校における理科教育単元「流れる水のはたらき」「大地のつくり」の発展的授業実践(2002年~現在)
  • 「科学技術・理科教育推進協議会(島根県)」副委員長(2003年~2004年)
  • 域貢献特別事業(島根における循環型社会の構築)における「環境学習プログラム」(副委員長)の作製および「学校ビオトープモデル事業」の推進(2002年~2004年)

メールアドレス

chromim@ (@の後に edu.shimane-u.ac.jp を付けて送信下さい)

研究者総覧ページ

http://www.staffsearch.shimane-u.ac.jp/kenkyu/search/45d7c1db332ea1843225129cde46d437/detail