山陰教員研修センターを活用した教職大学院共通実習を開催しました

公開日 2021年05月24日

 5月17日(月)、附属学園の施設内に「教育学部附属山陰教員研修センター」が開設されて初めて、この教員研修センターを活用し、教職大学院の共通実習を行いました。

 今年度教職大学院に入学した17名の学生が、午前は、教育学部附属義務教育学校後期課程の副校長先生から、学校の概要について説明をしていただきました。その後、2グループに分かれて2教科ずつ、後期課程での授業参観を行いました。公開授業は、国語、数学、理科、英語で、「主体的、対話的で深い学び」につながる各教科の特質に応じた「見方・考え方」を踏まえた授業を公開していただきました。

 午後の授業協議では、授業参観の視点をもとに、授業者と共に、授業でのねらいや発問の意図、その教科で育てたい力など、多面的に協議を行うことができたと思います。

 5月31日には、共通実習の2回目として、附属義務教育学校の前期課程での授業参観と授業協議を予定しています。

 また、この共通実習での学びを活かし、7月には附属義務教育学校の3つの学年で、教職大学院の授業科目と連動させた学生による提案授業、授業協議も計画されています。教職大学院では、引き続き子どもと共に学ぶ教員研修センターとしての附属学校の機能を効果的に活用した研修やプログラムの充実を図っていきたいと思います。