令和3年3月18日 に鳥取県教育委員会とSINET接続式を行いました

公開日 2021年04月09日

 島根大学教育学部と鳥取県教育委員会は,令和2年10月に「ICT活用教育の推進に関する協定」を締結しております。この協定に基づき,このほど,鳥取県内の多くの公立学校が,全国の大学や研究機関等を結ぶ情報通信ネットワークである「SINET」に接続をいたしました。

 令和3年3月18日には,島根大学教育学部と鳥取市立桜が丘中学校をZoomによってオンラインで接続し,SINET接続式が挙行されました。
 冒頭,加藤 寿朗 教育学部長が,コロナ禍での「つながること,つながりながらともに学ぶことの重要性」について話されました。

 その後,早速,SINETを活用し,桜が丘中学校吹奏楽部の生徒に対し,本学部音楽教育専攻の河添達也教授,古川 浩美特 任准教授,狩野 麻実 特任講師による演奏指導が行われました。さらに,音楽教育専攻の学生が演奏を実演したり,中学生からの質問に答える時間したりする機会も設けられました。オンライン,そして,短時間での指導ではありましたが,細やかな指導で中学生の演奏が改善していく様子が分かりました。

 最後に,鳥取県教育委員会 山本 仁志 教育長から,SINETの開通によるオンライン指導により学びの幅,可能性が広がったことを話され,締めくくられました。

 今後も,島根大学教育学部と鳥取県教育委員会は,対面による交流はもちろんですが,オンラインも活用した教育のつながりを深めてまいります。