鳥取東高等学校「次世代教師塾」で本学部の教員と学生が講演しました

公開日 2019年11月06日

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令和元年10月26日(土),鳥取県立鳥取東高等学校において第4回「鳥取東高次世代教師塾」が開催されました。同校尾室真郷校長の講話に続き,本学部より山内亮太さん(言語教育専攻英語教育コース1年生),竹田健二教授,永原昇悟さん(初等教育開発専攻4年生),縄田裕幸教授(以上登壇順)が教職を目指す高校生に学校の先生の魅力を伝えるプレゼンテーションを行ないました。大学生はいずれも同校の卒業生で,高校時代の体験を振り返りながら,教育学部生としての生活の様子や教員を目指す熱意を高校生に語りかけました。また,大学教員は自身の経験なども披露しながら教育学部が育てたい学生像や大学の授業の実際を紹介しました。
今回の取組みは,島根大学教育学部と鳥取・島根両県教委が教員養成から研修までのシステム構築について協議する「山陰教師教育コンソーシアム」のもと,本学部と鳥取県教委との間で今年度より始動した「「未来の教師」育成プロジェクト」の一環として行なわれたものです。近年,教員を目指す若者が減少しつつあり,学校現場での教員不足が社会的な問題となっています。とくに教員養成学部の少ない山陰地域では教職志望者の育成が喫緊の課題となっており,今回のような取組みを通じて,多くの高校生が将来の進路選択の1つとして教職に目を向けてくれることを願っています。