山陰教師教育コンソーシアム連携協力推進協議会を開催しました

公開日 2019年01月18日

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島根県教育委員会と鳥取県教育委員会、島根大学教育学部・教職大学院の三者による山陰教師教育コンソーシアム連携協力推進協議会が1月17日、松江エクセルホテル東急(松江市)で開催されました。
本会は、三者の連携を推進・強化し、教員養成から教員研修までの教育・研修システムを構築することにより、山陰地域の教育力向上に資する教師の育成を目的としています。
当日は、島根県教委から新田英夫教育長をはじめ教育監以下9名、鳥取県教委から山本仁志教育長をはじめ教育次長以下8名が、島根大学からは加藤寿朗学部長・研究科長以下16名が参列しました。
協議会では、本年度の活動報告があった後、「教職大学院を活用した人材育成」と「若手教員の養成・採用・研修の諸課題」の二つのテーマについて意見が交わされました。
教職大学院を活用した人材育成については、教員のキャリア形成を踏まえた大学院への教員派遣と卒業生の現状報告が両県教委からあり、さらに「学校の教育魅力化」を進めるにあたってリーダー的教員に求められる資質・能力について要望等が挙げられました。
また、若手教員の養成・採用・研修については、両県とも教員採用者数の増加に比して志願者数の減少に課題を抱える山陰地域特有の現状報告に基づいて、新卒者に求められる教員の資質と大学が育てる学生及び教育課程についての意見交換が行われました。