平成30年度 第5回FD研修会を開催しました。

公開日 2018年12月17日

平成30年度  教育学部 第5回FD研修会を開催しました。

 

 日 時 : 平成30年11月28日(水)13:00~13:30
 場 所 : 教育学部棟5階 517多目的ホール
 題 目 :「2018年度入学生の教職志向状況と一般教養ちからだめしの結果について」
 出席人数:54名

 

 本学部附属FD戦略センター教育情報システム管理・分析部門の冨安慎吾准教授より、2018年度入学生を対象として実施した教職志向性調査と一般教養ちからだめしの分析結果が報告されました。
新入生を対象とした教職志向性調査からは、「教員にとてもなりたい」「教員になりたい」と回答している学生が8割を超えていることが明らかにされました。これは昨年度以前の調査と同様の傾向を示しており、入学時点では高い教職志向性をもっていることが本学部の学生の特徴であるといえます。
今年度は新課程2年目を迎えた年でもあり、2年生を対象とした教職志向性の経年変化についての調査結果も報告されました。教職適応感と教職志向性との相関も報告され、「授業実践」「学習者コミュニケーション」「同僚コミュニケーション」「精神安定」「教師継続」に対する自己評価が高いほど教職志向性も高くなるという結果は、興味深いものでした。
また、一般教養ちからだめしの結果報告からは、教員採用試験に向けての学生指導の課題について、有益な示唆を得ることができました。
 今後も、引き続き経年調査や要因の分析を進めるとともに、FD研修会などを通じて情報と課題の共有を図っていきたいと考えています。

 

 

      2018-11-28.jpg