平成29年度 第8回FD研修会を開催しました。

公開日 2018年03月13日

平成29年度 教育学部 第8回FD研修会を開催しました。

 日 時 : 平成 29年 8月23日(水)  8:50~16:35
 場 所 : 教育学部棟5階517多目的ホール、4階451カンファレンスルーム
 内 容 : 「教職大学院 実践研究・課題研究(M2)成果報告会」
 出席人数:25名

 昨年度からスタートしました本教職大学院は、今年度完成年度を迎えます。現代の教育課題、山陰地域が有する教育課題に対応できるスクールリーダーの養成を教育目標としています。「課題研究」と「学校教育実践研究」は、上記教育目標を達成するための中心的な科目と位置づけており、現職教員11名、ストレートマスター11名、計22名の院生が、2年間の研究成果を発表しました。報告会には、島根・鳥取両県からの多数の各学校関係者のほか、宮城教育大学から4名の先生がご出席くださいました。
2会場での同時開催となりましたが、各会場には発表資料や発表者のポートフォリオが置かれ、全院生の研究内容が確認できるよう配慮されていました。各20分間の発表では、各自が設定したテーマについて、2年間かけて理論と実践の両面から深化させた研究成果が発表され、現代の教育課題に真正面から挑んだ研究や、勤務校の教育課題の改善に向けた取り組みなど、研究成果が十分に見られる発表でした。発表後10分間の質疑応答では、今後の継続課題が明確になるとともに、学校教育現場での活用が期待されるといったご感想もあり、将来的に島根・鳥取両県の学校教育への貢献が期待されるところです。
 なお、本報告会は教育学部FD研修会を兼ねて開催され、指導教員を含む教職大学院の専任教員とともに、兼担教員(=教育学部教員)も多数出席しました。学部教員にとっては、教職大学院における研究成果を共有するとともに、現職教員を交えての報告会により、現場における教育課題について、より深く認識する機会となりました。

 

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