専門分野およびキーワード

教育臨床心理学,発達臨床心理学

現在の研究分野・テーマ

 現代社会の子どもの保育や教育をめぐる問題は本当に多種多様です。いじめや不登校(不登園),発達障がい,虐待…といった「名前のついている現象」だけではなく,子ども自身が感じている「うまくいかなさ」,親が漠然と感じている「負担感や疲れ」,担任の先生が感じている「指導の届かなさ」などなど,いずれも「本人ががんばればなんとかなる」ような単純なものではありません。私たちは複雑に絡み合った社会的関係の中で生きている上に,現代の情報化社会はリアルな世界とは異質なヴァーチャルな関係をも持ち込んできます。
 私は乳幼児期からの子どものことばやコミュニケーションあるいは人との関係の育ちに関するさまざまな理論を踏まえながら,それらを保育・教育の現場で実際に起こっている多様な問題・課題と関連づけて考察することを主な仕事にしてきました。現在は主に次のようなテーマに取り組んでいます。
 ・コミュニケーション障がい(通じ合えなさ)はどのように生じるのか?
 ・保育や教育の現場での相談や支援はどのようにすればよいのか?
 ・乳幼児期の子どもの「対話性」はどう育ち,後の何に関連しているのか?
 ・地域の一貫教育(保幼小連携教育など)の望ましいあり方とは?

最近の研究成果

著書

  • 「概説 教職課程コアカリキュラム」(2018 ジダイ社 共著)
  • 「改訂版 通じ合うことの心理臨床-保育・教育のための臨床コミュニケーション論」(2015 同成社 単著)
  • 「育ち合うことの心理臨床-親と子の心を支える保育実践のために」(2011 同成社 単著)

最近の社会的活動・地域貢献活動

  • 島根県総合教育審議会,島根県生徒指導審議会,島根県私立学校審議会,松江市いじめ問題対策連絡協議会,松江市子ども子育て会議,出雲市子ども子育て会議 などの各委員

メールアドレス

higo@ (@の後に edu.shimane-u.ac.jp を付けて送信下さい)

研究者総覧ページ

http://www.staffsearch.shimane-u.ac.jp/kenkyu/search/feddbaae90e49f2234bbfcf72062f439/detail