藤田 英樹

fujitaFUJITA HIDEKI (教授)

1967年4月生

自己紹介・アピール

高校生の頃、辻晋堂の木彫と出会い、その迫力に圧倒されたのが彫刻の世界に入ったきっかけです。3次元で表現できる自由は平面芸術にない魅力です。

教育・指導分野

学 部:美術科教育専攻
大学院:教育学研究科(教職大学院)兼任教員

専門分野およびキーワード

彫刻 木彫 ワークショップ

現在の研究分野・テーマ

(1)木造彫刻に関する研究

木彫による作品制作を中心に研究を行っています。一貫して人物をモチーフに人間存在の不確かさや脆さを主題にした人間の内面性が表出した彫刻作品を発表しています。

(2)場所性を取り入れた造形表現の研究

作品を展開する場に内在するトピックを、アートによってクローズアップし,表現として様々な人の目に見える形に変換することで,地域や場の問題を考えていくきっかけを作りだしていくこともアートの役割と考え、地域や社会、人との関わりを通して場所性を作品に取り込んだインスタレーション作品の制作研究をしています。

(3)造形ワークショップの実践研究

美術館などの社会教育施設中心にワークショップ実践を行っています。学校での図工美術の時間が限られている現在、これらの施設でのワークショップは学校ではできない造形活動の出来る貴重な場所といえるでしょう。また、学校以上に実験的な造形活動が展開できる可能性も秘めています。美術館と大学、学生、地域などが協同したワークショップ題材を実践的に研究しています。

最近の研究成果

(論文)
共著『木の端材を用いたワークショップの一考察 -米子市美術館における”よなご☆こども彫刻フェア”の実践から-』,大学美術教育学会誌第42号,pp.319-326,2010 共著『木の端材を用いたワークショップの一考察 -米子市美術館における”よなご☆こども彫刻フェア”の実践から-』,大学美術教育学会誌第42号,pp.319-326,2010 共著『木の端材を用いたワークショップの一考察 -米子市美術館における”よなご☆こども彫刻フェア”の実践から-』,大学美術教育学会誌第42号,pp.319-326,2010
(実技 彫刻作品)
単『記憶と残像〜山口社〜』木彫,第8回次代を担う彫刻家たち展(現代彫刻美術館/東京),2019
・・・ 単『記憶と残像〜下山〜』木彫,国展秋季展(東京都美術館),2019
単『八雲〜寝覚月』ほか2点,木彫,米子彫刻シンポジウム参加作家27人展(米子高島屋美術サロン),2019
単『記憶と残像〜山口社〜』木彫,第93回国展(国立新美術館/東京),2019
単『記憶と残像〜momo〜』木彫,Seoul Art Expo2019(Kangnam Coex Hall/韓国),2019
単『記憶と残像〜道祖神〜』木彫,第国展秋季展(東京都美術館),2018
単『記憶と残像〜山口社〜』木彫,第92回国展(国立新美術館),2018
単『雲の湧くところ』木彫,第7回次代を担う彫刻家たち展(現代彫刻美術館/東京),2017
単『雲』木彫,国展秋季展(東京都美術館),2017
単『雲の湧くところ』木彫,第91回国展(国立新美術館),2017
単『雲』木彫,国展秋季展(東京都美術館),2016
単『雲』木彫,第90回国展(国立新美術館),2016
単『八雲』木彫,国展秋季展(東京都美術館),2015
単『雲〜ただよう〜』木彫,第89回国展(国立新美術館),2015

担当授業

学 部: 彫刻基礎概説、彫刻概論、彫刻実習Ⅰ.Ⅱ、彫刻演習A.B、美術科内容構成研究A.B、教職実践演習、卒業研究
大学院: 現代的課題に対応した授業デザイン論、教育素材の研究と新しい教材開発

最近の社会的活動・地域貢献活動

鳥取県美術展覧会運営委員(2018,2019)
鳥取県美術展覧会彫刻部門審査委員(2014〜2017)
広島県美術展彫刻部門審査委員(2017)
長崎大学教育学部 非常勤講師(2017〜)
米子市美術館ミュージアムスクール ワークショップ講師(2004〜毎年)
AIR475 2018シンポジウム 「2024年鳥取県立美術館のオープンにあわせて、米子で芸術祭をやりませんか!」,パネリスト(米子市美術館),2018
旭川彫刻フェスタ2015記念フォーラム,パネリスト(旭川市市民活動センターCoCoDe),2015

メールアドレス

hidekif@ (@の後に edu.shimane-u.ac.jp を付けて送信下さい)

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