第46回大会準備委員会 
委員長   渡部 昭男(鳥取大学地域学部)
事務局長  小川  巌(島根大学教育学部)

 


1.ご挨拶

第46回大会は学会初の「エリア共同方式」での開催となります。そこで、鳥取・島根の一体的で共同的なイメージを表せるよう、大会名を「2008山陰大会」としました。

かつて山陰は大陸に面した文化や交易の玄関口の一つであり、古代へのロマンをかき立てる遺跡が多くあります(2007年にオープンした島根県立古代出雲歴史博物館HPなどをご覧下さい)。古代から「障害児者」への取り組みは存在したのでしょうか?『古事記』『日本書紀』の神話には言語障害の皇子と鳥の物語に「鳥取部(ととりべ)」が登場しますし、裸の兎を癒した白兎神社にある清水の湧く池は日本における民間医療発祥の地とされています。

「山陰から全国へ発信したい」という思いから、まず私たちは「故・糸賀一雄氏」に着目しました。ご承知のように、「この子らを世の光に」という言葉と「発達保障」の思想で有名な糸賀氏は、鳥取に生まれ育ち、松江で高校時代を過ごしました。開催地の米子は糸賀氏が短いながら幼少期を過ごした町であり、また大会前日の2008年9月18日は糸賀氏のまさに没後40年に当たります。これを機に、糸賀氏の山陰とのかかわり、思想や業績を振り返り、今日的な意義をともに考えてみたいと思います。

つぎに、山陰の抱える過疎や高齢化、中山間地域や離島、冬季の積雪などの問題や、一方で全国的に注目される「5歳児健診」の試行や高齢者ケアと結合した地域興しの取り組みなどにもスポットを当ててみたいと思います。広い意味での特別支援・地域支援の在り方を、格差や貧困の問題とも重ね合わせて深めることが出来れば幸いです。

また、「特別支援教育」への法制転換がなされて一年余りが経過し、データに基づいた現状報告や課題分析が可能なタイミングでもあります。多くの方々が全国各地から研究成果を持ち寄って下さいますことを、祈っております。

なお、山陰には世界遺産に登録された「石見銀山」など、観光上の名所や見所も沢山あります。23日(火・祝日)も利用して長い目の休暇をとられ、秋の山陰を存分に楽しんでみませんか。

2.開催期日・会場
開催期日: 2008(平成20)年9月19日(金)〜9月21日(日)
会  場: 米子コンベンションセンターBigSHiP」(http://www.bigship.or.jp/JR米子駅前)
交  通: 飛行機(東京〜米子;1日5便、名古屋〜米子;1日2便、米子空港から車で25分)
  鉄道(各地から岡山へ→岡山〜米子「やくも」約2時間、寝台夜行「サンライズ出雲」)
 

他に 夜行バス、出雲空港(東京〜出雲;1日5便、伊丹〜出雲;1日7便、福岡〜出雲;1日2便)や鳥取空港(東京〜鳥取;1日4便)の利用も可能です。


3.日程案
9月19日(金)午後〜
21日(日):

講演会、シンポジウム、研究発表(口頭・ポスター)、自主シンポ など

9月20日(土)午後: 「糸賀一雄氏 没後40年の集い」(講演と映画)
9月22日(月):〜アフターコンベンション 希望者による協賛機関の公開見学(山陰両県の教育・福祉機関)を予定
温泉の好きな方は 皆生温泉(米子)、松江温泉、玉造温泉 など
自然の好きな方は 秀峰「大山」、船や飛行機で「隠岐」、鳥取砂丘 など
歴史の好きな方は 松江城、小泉八雲邸、出雲大社、各地の遺跡や「石見銀山」 など
アニメの好きな方は 「ゲゲゲの鬼太郎」の境港、「遥かなる町へ」の倉吉
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