カリキュラムの特色

「教師力」を育成するために、本学部では全国に先駆けて独自のカリキュラムを開発するとともに、それを支える教育組織を構築しました。平成29年度からは、新たに初年次教育科目「教育学部で学ぶこと」や「現代的教育課題・地域教育課題・グローバル教育に関する科目」を充実させ、小・中免許併有を促進する新しい主専攻・副専攻制での「教科内容・指導に強い小学校教員」「小学校教育を理解した中学校教員」の育成を図ります。

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  1. 「初年次教育プログラム」により、教育学部での学び方について指導を受けます。
  2. 1・2年次では「基礎科目」、「教養育成科目」、及び「専門共通科目」を中心に学びながら、幅広い視野・基礎的知識・技能など、豊かな教養を身につけます。
  3. 3年次以降は、「専門教育科目」を中心に各自の主専攻・副専攻に応じて専門的に学びます。
  4. 4年次にはそれらの学修の成果を踏まえて「卒業研究」に取り組みます。
  5. 4年間を通じて充実した「1000時間体験学修」を並行して行い、実践的な力を養います。
    さらに、3年次後期は、教育実践力の飛躍的向上を図るために、教育実習を中心に教育体験活動を集中的に行う「実習セメスター」と位置づけられています。

以上の学びの過程においては、学修ポートフォリオを用いた指導を受けることにより、各段階に応じた自分自身の現状や課題を明確化し、4年次後期には、それらの総まとめとして、教師としての実践力を確認する「教職実践演習」を行います。