現職教員研修の高度化・体系化を実現する大学と教育委員会との協働プロジェクト
( 2015年度)
プロジェクトの名称 |
現職教員研修の高度化・体系化を実現する大学と教育委員会との協働プロジェクト |
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プロジェクトの概要 | 島根県教育委員会と連携し、ミドルリーダーである主幹教諭等を対象とした大学院レベルの内容の研修プログラムを開発・実施する。 研修期間は計4週間とし、主幹教諭等の長期不在による校務等への影響に配慮し、前期・後期の各2週間(前期:H27.10.19~、後期:H28.1.25~を予定)に分けて行う。修了者には修了証を授与し、履修証明制度の活用を視野に入れる。 研修プログラムは、ミドルリーダーとして学校経営への協働参画の重要性を理解するためのスクール・マネジメントに関するものを中心としつつ、若手教員等の教科指導力の向上を意図した授業研究、特別支援教育、生徒指導及びキャリア教育など多彩な講義・演習を用意する。また、受講者は各自、前期研修における学びをふまえて実践課題を設定し、後期までの約3か月間、学校現場等において実践してみることを課す。 なお、本プロジェクトは、本学と島根・鳥取両県との間で設立を目指している「山陰教師教育コンソーシアム」のプロジェクトのひとつとして位置づけることを検討しており、今年度は鳥取県教委の指導主事による研修視察を進めていく。 |
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プロジェクトの 実施状況 |
研修プログラムを当初の予定どおり実施した。 受講者に対し、自己研修の時間は詳細な講義記録を作成するのではなく、受講者同士での振り返りや意見交換を行うよう指示するなど、運用方法の改善を行った結果、受講者の間で講義を踏まえた議論が促され、最終日の「研修のまとめ」においても活発な意見交換が行われた。 今年度は受講者から、レポートの自由記述により研修の感想を調査したほか、島根県教育センターと共同で、WEB上で回答を求める形の「教員研修の質的向上を図る共同調査」を実施したが、いずれの調査でも受講生が本研修プログラムについて高い満足度を得ているとの結果を得た。 鳥取県教育委員会等を訪問して今年度研修の視察を要請したところ、同県教委教育次長を始めとして、前期9名、後期11名の鳥取県内教育関係者が講義・演習の聴講のため来学した。 |
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研究組織 |
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本プロジェクトにより期待される効果 (成果の公表方法を含む) |
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