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幼稚園・保育所一体型施設に求められるこれからの幼児教育教員養成プロジェクト

( 2014年度)

プロジェクトの名称

幼稚園・保育所一体型施設に求められるこれからの幼児教育教員養成プロジェクト

プロジェクトの概要
1. 保育内容学、児童福祉学関係を中心に基本的かつ最新の図書類を収集し、参加学生の基礎学力および専門基礎教養の向上を図る。
2. 保育における現代的課題や必要とされる知識、技術・技能について、各種文献、報告書、資料などの購読を通して基礎的理解を図るためのセミナーを継続的に実施する。
3. 1000時間体験活動などと関連づけて、幼保一体化施設や保育所においての子ども観察や保育者へのインタヴューなどを通して、保育者として必要な資質能力について具体的に理解し、勉学すべき内容や課題について明確化する。
4. プロジェクトの成果を示すものの一つとして、参加学生は学外で実施される「保育士資格試験」を受験し、全員の保育士資格の取得をめざす。
プロジェクトの
実施状況
1. 図書館あるいは研究室で不足している保育学、児童福祉学、食品学関係の図書類を購入した。
2. 新しいタイプの幼保一体型施設職員(教員)として必要とされる知識、技術・技能などを習得するためのセミナーを平成26年4月から9月にかけて延べ13回、26時間相当開催した。また、学年による学生の知識量の違いなども考慮し、個別指導も加えて行った。

  資料

3. 1000時間体験活動の一環として、幼保一体型施設である「幼保園のぎ」において9月に2年生を対象として参加観察を中心とした実習を実施するとともに、園長による幼保一体化施設における現状と課題についての講話を受け、理解を深めた。

  資料

4. 平成26年度は人間生活環境教育講座幼児教育分野の学生を中心に「保育士資格試験」を26名受験し、7名合格した。また、昨年度初めて受験した2年生の受験科目数に対する合格科目数の比率は48%であった。また、卒業年次学生における最終の資格取得率は83%となった。なお、保育士資格は1〜3年の間に8科目からなる試験科目を合格することによって取得できるので、本プロジェクトを継続的に実施することを通して成果についての正確な評価と検証を行いたい。
研究組織
所属・職 氏名 専門分野
人間生活環境教育講座 准教授 ○西田 忠男 幼児教育学
人間生活環境教育講座 教授 舟木 賢治 生物学
人間生活環境教育講座 准教授 鶴永 陽子 食物学
人間生活環境教育講座 講師 淡野 将太 幼児心理学
人間生活環境教育講座 特任教授 佐々木明美 保育実践学
本プロジェクトにより期待される効果
(成果の公表方法を含む)
1. 保育者としての基礎的な資質能力である子ども理解力や教材研究開発力をより高めることができる。
2. 保育諸課題の背景にある子どもの現実や子どもを巡る社会状況を多面的かつ総合的に理解することによって、保護者や地域との関係力を高めるとともに社会的要請に合致した、より高度な保育実践力を持つ質の高い教員養成ができる。
3. より直接的には、学生の幼稚園免許と保育士資格の併有が進むことによって就職機会の増大と就職率の向上が期待できる。
4. 本プロジェクトを広報することによって、幼児教育教員を希望する受験生の確保にも寄与できる。
5. 今後の新しい幼児教育教員養成カリキュラム内容に関する基礎的資料を得ることができる。
6. 結果についてはホームページで公開するほか、必要なデータを集積したうえで研究紀要や関係学会での発表も予定している。
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