学生フォーラム-確かな教師力を育む多角的評価の実現-

平成21年度 教育学部 学生フォーラムを開催しました

2月19日(金)、松江テルサにおいて、特色GP総括「島根大学教育学部学生フォーラム-確かな教師力を育む多角的評価の実現-」を開催いたしました。

 

本フォーラムは、平成19年度に採択された文部科学省の大学改革推進等補助金「特色ある大学教育支援プログラム(通称“特色GP”)」の事業として企画し、本年度最終年度を迎えその総括として開催いたしました。

 

我々教育学部では、平成17年度採択の教員養成GP総括学生フォーラム(平成19年2月開催)以来、毎年学生フォーラムを実施してまいりました。本フォーラムの目的は、学生たちが自分たちの体験学修を中心とした学びの成果を学内のみならず、地域社会にも公開し、他専攻の学生・学部教員・地域社会からの多角的評価を通して教師力を向上させることです。またこのフォーラムは、本GPで実施されている「学内資格認定制度」を推進していくための機会としても位置付けられています。

 

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本フォーラムは以下の3点が大きな特徴として挙げられます。(1)学生が実行委員会を組織し、フォーラムの運営に実質的に関与している点。(2)学部教員のFD研修会として位置付けられている点。(3)学部教育活動評価委員、サポートマイスター及び体験活動受け入れ機関の方々が地域社会の代表として参加されている点。このように学生・教員・地域社会の3者が一堂に会して学部教育の成果・到達点を共有し、さらなる発展のための課題を見つける協同の場を作ること、これが本GPの学生フォーラムが目指す理念です。

 

今回は、以下の内容で実施しました。

 

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○学内資格認定者に対して認定証及びバッジの授与式(48名の学生が資格を付与されました)

 

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○学生による発表(専攻別体験および基礎体験に関する活動報告を行いました)

Aグループ:

心理・臨床専攻、言語教育専攻(国語教育コース・英語教育コース)、共生社会教育専攻、音楽教育専攻

 

Bグループ:

自然環境教育専攻、人間生活環境教育専攻(家政教育コース)、美術教育専攻、環境寺子屋

 

Cグループ:

初等教育開発、特別支援教育専攻、数理基礎教育専攻、健康・スポーツ教育専攻、附属教育支援センター

 

 

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○記念講演(前宮城教育大学学長・横須賀薫先生 『教員養成 これまでこれから』)

 

 

学部教育活動評価委員及びサポートマイスターの方にはそれぞれの発表に対してコメントをいただき、またプレゼンテーションに対する評価もいただきました。

 

参加者は、学生実行委員46名、学部学生104名、学部教職員73名(FD戦略センター、教育支援センター教員を含む)、評価委員・サポートマイスター・講演講師等20名、他大学・体験活動受け入れ機関、保護者等21名、総勢264名でした。

 

学生フォーラムも4回目を迎え、学生のプレゼンテーションも年々充実した内容になってきましたし、学生実行委員を中心としたスムーズな運営が行われたと感じました。また、本フォーラムを開催するにあたり、記念講演講師をお引き受けいただいた横須賀薫先生、コメンテーターをお願いした学部教育活動評価委員、サポートマイスターの方々、体験活動受け入れ機関の方、その他多くの地域社会の方にご協力いただきました。この場をお借りして厚くお礼申しあげます。

 

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