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2007年度 島根大学教育学部の国際交流
浙江大学教育学院との学生相互交流事業 (2007年9月)

2007年9月17日(月)より22日(土)まで、教育学部の学生9名と引率教員2名(竹田健二・富澤芳亜)は、浙江大学教育学院訪問研修を行いました。この研修は、2006年3月に島根大学教育学部と浙江大学教育学院との間に締結された交流協定に基づく活動で、島根大学教育学部の学生・教員が浙江大学を訪問したのは初めてのことです。

一同は、昨年度島根大学においでになった浙江大学の劉正偉先生・姚信先生をはじめとする教育学院側の熱烈な歓迎を連日受け、無事に研修を終えて帰国しました。

台風の襲来により研修プログラムが一部変更になるなど、天候にはいささか恵まれなかった今回の研修ですが、開学110周年を迎える浙江大学の広大な紫金港キャンパスの見学や、杭州市内にある啓正中学の訪問などを通して、参加学生は、中国を代表する大学の一つである浙江大学と、その教員や学生、或いは歴史ある杭州の町に対して、大いに理解を深めることができました。 (竹田健二)


釜山教育大学校からの研修生受入れ事業(2007年10月)

本事業は島根大学教育学部と韓国・釜山教育大学校の学生が隔年で相互訪問し、講義、体験活動を通して両国の文化・社会・歴史などにふれるとともに、両国の初等教育教員養成制度及び教育事情を学び、さらに双方の附属学校での人的交流を図ることで、相互理解を深めるものです。

2007年度は釜山教育大学校学生が3泊4日で島根県を訪れ、島根県の歴史、伝統文化理解のための体験活動、日韓双方の初等教育に関する討論会、島根大学教育学部附属小学校視察、児童との交流などの研修プログラムに参加しました。

また、受入れ側の島根大学教育学部学生も加わり、ナビゲーターとして釜山教育大学校学生の活動を支援するなど、両国の学生が互いに協力して取り組む交流・研修プログラムとなりました。

平成16年度から始めた隔年での学生相互訪問交流研修も、今年度で2サイクルが終了し、両大学の学生同士の相互理解が確実に深まっています。事業開始当初は、政治的な問題などで実施が危ぶまれたこともありましたが、この4年間、交流を積み重ねることによって、政治的な問題と民間の研究・学生交流とは分けて考えるという姿勢が、島根大学教育学部と釜山教育大学校との間では確立されたと思われます。

本事業では、島根県の歴史や文化を積極的に紹介することを意図し、今年度は特に古代出雲歴史博物館の見学と現地での特別講義を含めた。古代からの両国の密接な関係や交流の歴史にふれ、釜山教育大学生の島根県に対する理解も深まりました。

島根大学教育学部と釜山教育大学校は、交流協定締結からまもなく20年を迎えます。今後も交流の継続と発展が各方面から期待されており、学生交流研修も継続していきたいと思います。

(藤井浩基)

2007年度プログラム

島根大学教育学部教員とのディスカッション
「日韓の初等教育」

2007年度島根大学学長表敬訪問


浙江大学教育学院・杭州市教育局/課程改革と社会進歩国際会議
(2007年10月)

浙江大学教育学院の招請で、第5回中国杭州国際教育創新大会・課程改革と社会進歩国際会議(杭州市)に参加し、講演を行った。 この国際会議は中国の教育課程と教学領域の先端的問題を主題として、国際的な学術研究と実践探求の交流を目的としていた。中国各地から多くの研究者・教師の参加があり2日間の国際会議は盛会であった。

日本からは松下晴彦教授(名古屋大学・教育哲学)と私が招待された。私は「日本の国語教科書における中国文学」という講演を行った。 日本の教科書に掲載されている中国文学(故事成語・論語・漢詩・魯迅「故郷」)の現状とその分析を報告した。そして、日本の国語教育における中国文学の影響については、今後、中日の教育文化比較研究という共同研究が可能である、という提案を行った。(講演記録は『課程改革与社会進歩/国際検討会論文集』浙江大学教育学院教育学系編、2007.10)に収録されている。(言語文化教育講座/足立悦男)


参加者の記念撮影

国際会議の会場(松下教授と)
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