◆釜山教育大学校からの研修生受入れ事業(2007年10月)
本事業は島根大学教育学部と韓国・釜山教育大学校の学生が隔年で相互訪問し、講義、体験活動を通して両国の文化・社会・歴史などにふれるとともに、両国の初等教育教員養成制度及び教育事情を学び、さらに双方の附属学校での人的交流を図ることで、相互理解を深めるものです。
2007年度は釜山教育大学校学生が3泊4日で島根県を訪れ、島根県の歴史、伝統文化理解のための体験活動、日韓双方の初等教育に関する討論会、島根大学教育学部附属小学校視察、児童との交流などの研修プログラムに参加しました。
また、受入れ側の島根大学教育学部学生も加わり、ナビゲーターとして釜山教育大学校学生の活動を支援するなど、両国の学生が互いに協力して取り組む交流・研修プログラムとなりました。
平成16年度から始めた隔年での学生相互訪問交流研修も、今年度で2サイクルが終了し、両大学の学生同士の相互理解が確実に深まっています。事業開始当初は、政治的な問題などで実施が危ぶまれたこともありましたが、この4年間、交流を積み重ねることによって、政治的な問題と民間の研究・学生交流とは分けて考えるという姿勢が、島根大学教育学部と釜山教育大学校との間では確立されたと思われます。
本事業では、島根県の歴史や文化を積極的に紹介することを意図し、今年度は特に古代出雲歴史博物館の見学と現地での特別講義を含めた。古代からの両国の密接な関係や交流の歴史にふれ、釜山教育大学生の島根県に対する理解も深まりました。
島根大学教育学部と釜山教育大学校は、交流協定締結からまもなく20年を迎えます。今後も交流の継続と発展が各方面から期待されており、学生交流研修も継続していきたいと思います。