トップへ



竹田 健二 
TAKEDA Kenji (教授)
1962年1月生

自己紹介・アピール
私は要するに「漢文」の担当教員です。皆さんが国語や世界史などで学ぶ、春秋戦国時代の諸子百家の思想について研究しています。私たちが「国語」「日本語」を表記する際に、「漢字」という文字を用いる以上、「漢文」に関する知識・理解は不可欠であると私は考えます。漢文が好きな人も、漢文が好きではない人も、是非漢文について理解を深めて下さい。
教育・指導分野
学部: 言語文化教育講座、言語教育専攻・国語教育コース
大学院: 教育内容開発専攻 言語系教育コース(国語分野)
専門分野およびキーワード
中国哲学(キーワード:諸子百家、戦国楚簡、懐徳堂)
現在の研究分野・テーマ
(1)戦国楚簡を用いた中国古代思想史研究
中国古代思想史の研究は、1990年代に、戦国時代中期に造営された楚の国の墓から新たな資料(郭店(かくてん)楚簡(そかん)・上博(しゃんはく)楚簡)が出土したことにより、大きな衝撃を受けています。こうした新出土資料の研究により、これまでよく分からなかった諸子百家の思想の実態について解明が進み、従来の定説が大幅に書き換えられつつあるのです。私の現在の研究テーマの一つは、この郭店楚簡・上博楚簡を用いた中国古代思想史の研究です。

(2)懐徳堂の研究
懐徳堂は江戸時代に大坂の商人によって作られた学校です。後に江戸幕府の公認を受け、半官半民の学校として栄えました。幕末に衰退して明治2年に廃校となりましたが、明治の末頃、再興の気運が盛り上がり、大正時代に復活します(重建懐徳堂)。現在大阪大学の図書館には、この懐徳堂に関係する資料が大量に所蔵されており、私はその調査・整理に関わっています。この江戸時代の学校・懐徳堂に関する研究が、私のもう一つの研究テーマです。
最近の研究成果
【著書】
『古代思想史と郭店楚簡』共著、汲古書院、2005年11月
『竹簡が語る古代中国思想』共著、汲古書院、2005年4月
『懐徳堂の歴史を読む』共編著、大阪大学出版会、2005年3月
『諸子百家〈再発見〉−掘り起こされる古代中国思想−』共著、岩波書店、2004年8月
『懐徳堂事典』共著、大阪大学出版会、2001年12月
【論文】
「戦国楚簡研究と漢文教育」(『新しい漢字漢文教育』第41号、2005年11月)
「『曹沫之陳』における竹簡の綴合と契口」(『東洋古典学研究』第19集、2005年5月)
「郭店楚簡『性自命出』・上博楚簡『性情論』の性説」(『国語教育論叢』第14号、2005年3月)
「第二次北山文庫「懐徳堂年譜」について」(『懐徳堂センター報2005』、2005年2月)
「上博楚簡『恆先』における気の思想」(『中国研究集刊』第36号、2004年12月)
「郭店楚簡『太一生水』釈文」(『平成12〜15年度科学研究費補助金研究成果報告書』、2004年3月)
「戦国楚簡『容成氏』における身体障害者」(『福祉文化』第3号、2004年2月)
「資料紹介 宮内庁書陵部蔵『懐徳堂紀年』」(『懐徳』第72号、2004年1月)
「資料紹介 新田文庫本『懐徳堂紀年』」(『国語教育論叢』第13号、2003年12月)
「郭店楚簡『性自命出』と上海博物館蔵『性情論』との関係」(『日本中国学会報』第55集、2003年10月)
「戦国楚簡研究の現在」(『中国研究集刊』第33号、2003年6月)
「『懐徳堂紀年』とその成立過程」(『中国研究集刊』第32号、2003年6月)
「墨家による気の思想の受容」(『中国研究集刊』第29号、2001年12月)
【研究発表】
「《曹沫之陳》中的竹簡綴合與契口」(「出土簡帛文獻與古代學術」學術研討會(台湾・政治大学)、2005年12月)
「戦国楚簡研究と漢文教育」(全国漢文教育学会第21回大会、2005年6月)
「「容成氏」中有關身體障害者之論述」(上博簡與出土文獻研究方法学術研討會(台湾大学東亜文明研究中心)、2004年4月)
「〈性自命出〉與〈性情論〉的比較」(日本漢學的中國哲學研究與郭店、上海竹簡資料」國際學術交流會(台湾大学)、2003年12月)
「郭店楚簡『性自命出』の構成とその思想について−上海楚簡『性情論』との比較を中心に−」(日本中国学会第54回大会、2002年10月)
担当授業
学部:
漢文学基礎講義(講義)、漢文学講義(講義)、漢文学演習(演習)、漢字・漢文教材研究(講義)

大学院:
中等国語科内容開発研究I・II、国語科内容構成研究特論(漢文学分野)
最近の社会的活動・地域貢献活動
1999年4月〜2001年3月 大学入試センター教科専門委員会委員・独立行政法人大学入試センター教科科目第一委員会委員
メールアドレス
takeda@ (@の後ろに edu.shimane-u.ac.jp を付けて送信下さい)
| HOME | 島根大学 | 附属学校部 | Q&A | English | サイトマップ | 更新履歴 |