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心理・発達臨床相談室主催 教育臨床研究会

-- “子どもたちの今” を地域と共に考える --

 島根大学教育学部の先の進路として,島根大学大学院教育学研究科があります。その中の「臨床心理コース」は専門性の高い「臨床心理士(カウンセラー)」を養成する1種指定大学院です。ここでは臨床心理士をめざす多くの大学院生が,臨床心理士の資格をもつ教員の指導を受けながら,実際に子どもの心理面接や保護者の相談などを行っています。またそのために設置されている「心理・発達臨床相談室」では,年間のべ1500件以上の相談が行われています。

 さて現代社会が生み出す複雑な心の問題は,何か決まった方法を当てはめて解決できるようなものではなく,実際に学校や地域社会で起こっているさまざまな問題について,子どもの教育に携わる専門家が集まって,お互いに勉強し合いながら考える場が必要になります。私たちの「心理・発達臨床相談室」は,多くの相談を専門的に行う一方,山陰両県の幼稚園,小学校,中学校,高校,養護学校の教師,養護教諭,スクールカウンセラー,児童福祉施設の職員など教育をめぐる現場の方々と,月に1回の研究会をもち共に考えていく場を大切にしています。

 それが「教育臨床研究会」で,平成18年に始まって3年目を迎えています。夕方7時から9時までという遅い時間にも関わらず,毎回50名を超える参加者があります。この研究会は,地域の先生方に臨床心理学の専門的な見方や方法をお示しする場であると同時に,私たち専門家にとっても,教育現場で起こっている “子どもの今” を理解し勉強するよい機会になっているのです。

               (研究会世話人代表 肥後功一 岩宮恵子)

 

 

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