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概 要

 急速に国際化、情報化が進展する現代社会において、新しい時代を担うべき優れた教員を養成することが重要な課題となっています。このような状況のもとで、本研究科の設置目的は、(1)学部学生の継続教育を行うことによって、初等・中等教育における高度の専門性を備えた教員を養成すること、(2)島根県を中心とする山陰地域の国公私立学校教員の研修と再教育を行うことにあります。

 本研究科は、学部教育のカリキュラムとの有機的関連性を重視し、教育内容の系統性、発展性の保持に努めています。そして、現職教員を含む大学院生の存在によって学部学生に対しても学業・生活上の有益な刺激がもたらされており、学部教育の活性化にもつながっています。



沿 革

 教育学研究科修士課程は1991年に設置されました。本研究科は、当初、学校教育専攻(学校教育専修)と教科教育専攻(国語教育専修、社会科教育専修、数学教育専修、理科教育専修、技術教育専修、音楽教育専修、英語教育専修)の2専攻、8専修で発足し、その後、1994年に保健体育専修、1995年に美術教育専修、1996年に家政教育専修を増設して、2専攻、11専修となり、全体の入学定員も大学院設立当初の26人から35人に増えました。

 2008年度からは、新たな学部の教育課程への対応とより高度なリカレント教育の実現のために、現行の2専攻11専修を再編して、教育実践開発専攻(学習開発コース、臨床心理コース、発達臨床コース)と教育内容開発専攻(言語系教育コース〈国語分野・英語分野〉、社会系教育コース、数理系教育コース、自然系教育コース、生活系教育コース〈技術分野・家政分野〉、健康系教育コース、芸術系教育コース〈音楽分野・美術分野〉)の2専攻、10コースを設置し、さらに現職教員の資質向上に資するために、現職教員(若干名)を対象とした現職教員1年短期履修コースを新設しました。

特 色

 本研究科の特色は、「スクール・リーダー」となる高度な資質を有する学校教員の養成を目的とし、山陰地域における教員養成基幹大学院として、現職教員および学部卒業生の双方により高度な専門性を獲得させ、地域の教育界を担う人材の育成を推進する点にあります。そのために、2008年度から、教育実践開発専攻および教育内容開発専攻の2専攻の再編に加えて、従来の専修制にかわるコース制を採用し、特色あるカリキュラムを構築しました。

 特に、現職教員の資質向上に資するため,「14条特例」による修学と合わせ、現職教員(若干名)を対象とした「1年短期履修コース」を設置し、通常の2年課程とは異なる以下のような独自のプログラムを用意しています。

自ら求める専門性向上のポイントを明確化し評価する「特別選抜」入試の実施
個々人のニーズにあった「オーダーメード型教育プログラム」の提供
修士論文に代わる「特別課題研究」の指導

なお、1年の修学によって、「修士(教育学)」の学位および「教育職員専修免許状」が取得可能です。
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