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教育学部長 高岡 信也

いま,全国の学校では教育改革が進行中,過去60年以上続いた学校システムは,だれの目にも明らかな制度疲労に陥っています。この危機的状況を改善し,子どもたちに「学校っていいな,生きるっていいな!」という気持ちを呼び起こすには,優れた資質を持った教師の存在が不可欠です。

平成16年,島根大学教育学部は全国初の教員養成特化型学部に転換しました。それ以来,本学部は絶えざるパワーアップを心掛けてきました。高度で専門的資質を備えた教師を育てる新たな養成システムの構築,本学部がめざす養成教育のキーワードは,「高度な教育的実践力を有する教師の育成」です。
学校教師は,言うまでもなく,次代を担う子どもの育成に関わる崇高な職業であり,かつ高度な専門的職業です。先生になりたいと考える皆さんは,様々な教育課題を解決できる高度な実践的資質を身につけなければなりません。

高度な教育的実践力を身につけるには,学生時代に,多様な教育的体験が不可欠です。島根大学教育学部では,皆さんと「生(なま)の子ども」との出会いを演出する「1000時間体験学修」を準備しています。現にそこに生きる子どもの世界と学校や教育の現場に出会うために,多様な体験のフィールドが待っています。学生生活四年間に皆さんがたどる教師への道には,大学での学びとともに,このフィールドで待ちかまえる多くの子ども達との邂逅があります。

ますます複雑,多様化する21世紀の社会の中で,学校教育もまた例外ではありません。一人ひとりの子供に向ける注意深いまなざしと未来を展望する鋭い洞察力を持った学校教師の育成,それが島根大学教育学部の新たな挑戦です。私たちがめざしている教師を育てる仕事の目標は次の4つです。

自立し,成熟した社会人としての教師の育成
自ら学ぶ意欲と,考える力を持った教師の育成
子どもに対する,深い愛情と理解力に富む教師の育成
教えることのプロとして身につけるべき実践への意欲と,確かな技術力を有する教師の育成

島根大学教育学部で,一緒に取り組んでみませんか。


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2008.3
『未来の教師』に求めたいこと
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