「木音(もね)の部屋プロジェクト」がウッドデザイン賞2019に入賞

公開日 2019年10月31日

20191031fuzokuyo.jpg

 

この度「ウッドデザイン賞2019」の受賞作品が発表され、本学教育学部附属幼稚園「木音(もね)の部屋」が、応募総数413点から書類による一次審査、委員会による二次審査を経て入賞作品197点に選出されました。ウッドデザイン賞は、木で暮らしと社会を豊かにするモノやコトを表彰し、国内外に発信するための懸賞制度で、今年で5回目。
入賞した本プロジェクトは、「木音の部屋」と名付けたアクティビティ・スペースを島根県の木育の拠点として位置づけ、就学前教育や地域連携、産学連携として活用しようというものです。部屋の設計や一部の木製玩具の開発は、本学と建築会社、木育企業などが共同して開発しました。
「ものづくり」を核とする木育アクティビティの開発・実践検証をおこない、地域に対して未就園児対象の開放日を設けるほか、県内の幼児教育施設へアクティビティや木製玩具の貸出、普及をおこなっています。
この取り組みが、木を使って地域や社会を活性化しているとして、ソーシャルデザイン部門コミュニケーション分野での入賞となりました。なお、最優秀賞(農林水産大臣賞)などの特別賞は11月20日(水)に発表されます。