第1回だんだん塾講演会
【ふるまいはみんなの宝 ~見てまねて感じて育つしまねのふるまい~】
島根県では,将来の子ども達のために大人ができること,また大切にしたいこととして,平成22年度より「ふるまい向上」を,また平成25年度からはそれの更なる定着を目指し「ふるまい推進」を県民運動として展開しています。この「ふるまい」を身につけるということは、社会人として「自立して生きる力」「人と共に生きる力」を自ら育んでいくということともいえ,これは教育学部が掲げる「10の教師力」とも相通じるものがあると言えます。そこで広く地域社会の中で出かけながら教師力を高める学生として,また子ども達と直接接する一人の責任ある大人として,自らの「ふるまい」を振り返りながら,一人一人の社会性や人間性の向上,及びその意識の醸成を図っていくことをねらって,本講演会を企画しました。
実施日:
|
平成27年7月8日 14:30~16:00 |
場所:
|
教育学部25番教室 |
参加者:
|
教育学部学生67名 |
講師: | 山本 一穂氏(島根県教育庁教育指導課心の教育推進グループ) 井上 恵美子氏(しまねのふるまい推進指導員) |
講師のお二人には,ふるまい向上・推進プロジェクトの趣旨やその経緯,また具体的な実践事例を,終始和やかな雰囲気でお話しいただきました。また,途中「大切にしたいふるまい」をテーマに,カードワークを行い,学生自身がこれまでの経験等を踏まえながら,自らのこれからの姿を考えることができました。
<参加学生の声> ※一部
・この活動は,ただふるまいを定着させることが目的ではなく,ふるまいの定着から子どもに身につけてほしい「力」(自立して生きる力・人とともに生きる力・社会,地域に貢献する力)があるということではないだろうか。
・子どもの道徳性や規範意識の醸成を図るには,教師自身が自らのふるまいを見直すことが第一歩であることを改めて認識した。
・子どもは地域の人や親の姿をよく見ているため,私たちも日常生活の中で少しずつ意識することが大切であると思う。
・自分が将来教員として,子どもを教育しなければ!と思っていたが,ふるまいの話を聞いて,教員のふるまいこそが子どもが身近で見てまねて感じやすいお手本であることがわかった。